国内初の超高精度GPSロガーを用いたオンデマンドバスの実証実験開始
エゾウィン株式会社は、北海道標津町(しべつちょう)において、CLAS対応GPSロガーを活用した新サービス「ミルトッカ」の実証実験を2024年7月1日より開始します。ミルトッカは、GPSロガーを挿すだけでカンタンに、位置情報を毎秒取得し、1分ごとに行動軌跡を描いて表示するサービスであり、今回の実証実験では予約制オンデマンドバスの車両位置をリアルタイムで確認することができます。これにより、地元住民の待機時間を大幅に削減し、利便性の向上を目指します。
エゾウィン株式会社(所在地:北海道標津郡標津町字川北63-7、代表取締役:大野宏)は、標津町役場の協力のもと、CLAS対応GPSロガーを活用した新サービス「ミルトッカ」の実証実験を2024年7月1日より開始します。
- 背景
標津町では、これまで決まった路線を走るバスが運行されていました。しかし、利用者がいない場合でもバスは運行し続ける必要があり、輸送人員1人あたりの運行コストが大きな課題となっていました。具体的には、無駄な運行による年間コスト増大が問題視されています。さらに、従来の路線バスは固定されたルートで運行していましたが、今回から住民が予約した場合にその場所に直接向かうオンデマンドバス方式に変更されます。
この変更により、住民はバスの到着時間が不確定になる不安を感じるという新たな課題も浮上しています。
- ミルトッカの概要
「ミルトッカ」は、「見る」に「特化」する意味を持つ新サービスです。CLAS対応GPSロガーの位置情報を毎秒取得し、1分ごとに行動軌跡を描いて表示することができます。
URL:https://reposaku.info/miltocca/
バスだけでなく、様々な車両や移動手段に応用可能ですが、今回の実証実験では予約制オンデマンドバスの運行に活用されます。利用者はスマートフォンやパソコンから車両の現在位置をリアルタイムで確認でき、到着時間を正確に把握することができます。
また、共有用のURLを通じて、誰でも簡単に位置情報を確認することができ、情報共有が容易になります。
- 実証実験の詳細
期間: 2024年7月1日から
場所: 北海道標津町
目的: 予約制オンデマンドバスの利便性向上と地元住民の負担軽減
活動内容:
・CLAS対応GPSロガーを搭載したバスの運行
・利用者からのフィードバック収集
・データ分析と効果検証
- 期待される効果
・待機時間の軽減: 利用者はバスの正確な到着時間を知ることで、無駄な待機時間を減らすことができます。予想される待機時間の短縮率は約50%。
・利便性の向上: バスの位置情報をリアルタイムで確認できることで、利用者の利便性が向上します。
・問い合わせの減少: 過去の実証実験では、位置情報をリアルタイムで共有することで、「いまどこ?」などの進捗確認のための連絡が80%軽減された実績があります。このデータを参考に、問い合わせの減少が期待されます。
- 関係者の声
標津町役場の西山氏は、「従来の路線バスから予約制オンデマンドバスに変更することで、住民の皆様にとってはバスの到着時間が不確定になるという不便さがありました。ミルトッカの導入により、車両の位置情報をリアルタイムで確認できることで、この不便さが解消され、住民の皆様にとってより安心して利用できるサービスになることを期待しています。また、輸送人員1人あたりの運行コストの削減にも大いに寄与することでしょう」と述べています。
- 概要
サービス名: ミルトッカ
開始日: 2024年7月1日
場所: 北海道標津町
目的: 予約制オンデマンドバスの利便性向上と地元住民の負担軽減
特徴: CLAS対応GPSロガーの位置情報を毎秒取得し、1分ごとに行動軌跡を描いて表示。共有用URLで誰でも簡単にアクセス可能。
期待される効果: 待機時間の軽減、利便性の向上、問い合わせの減少、行動の検証
協力会社: 標津町役場
- エゾウィン株式会社について
北海道の道東にある標津町(しべつちょう)で、2019年に創業。
○私達のミッション
日本一食料生産を行っている北海道で、農家が減っていく。日本全体でも減少する。
生産者がいない=日本の食糧危機
この大きな課題を、なんとかしないといけない!という事で、
「私達が日本の食を支える」をミッションに事業を進め、それを現在提供している農業DX「レポサク」から、人口減少が起きる将来に向けて「国内最大の自動化農場の実現」を目指しています。
会社概要
名称:エゾウィン株式会社
設立: 2019年1月
代表者: 代表取締役 大野 宏
住所:北海道標津郡標津町川北63-7
出典:PR TIMES