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オホーツクの⽣産者と東京の飲⾷店を結ぶ地域産品販路拡⼤への取り組み『北海道 オホーツク産品 ⾸都圏販路拡⼤BtoBプロ モーション』第二弾  2024年は2部制で開催!

農林水産・鉱業

9月にバイヤーが生産者を訪問し、生産者への理解を深め飲食店を選定。11⽉1⽇(金)〜11⽉30⽇(土)の1カ⽉間、都内の⼈気店5店舗でオホーツク産品を使ったオリジナルメニューを提供しています。

丸屋

参加飲食店5店舗によるオリジナルメニューの数々

『北海道 オホーツク産品 ⾸都圏販路拡⼤BtoBプロモーション』とは、2023年より株式会社⽇本政策⾦融公庫と公益財団法⼈オホーツク財団が⼒を合わせ、オホーツク産品の販路拡⼤に挑む⻑期プロジェクト。オホーツクの⽣産者・事業者と東京の飲⾷店との継続的な関係を築くことで、新商品の開発やコラボ企画等を実施し、販路拡⼤を⽬指します。

昨年に続き、開催2回目となる2024年は、2部制で開催します。

1部では、首都圏の飲食店に詳しいバイヤーをオホーツクに招き、生産者を巡るツアーを9月12日~15日に実施。生産者の特徴や思いを知るため、実際の畑や漁場、加工場などを訪問しながらじっくりと生産者の話を聞き、首都圏の飲食店の事情や求めるものなどについて情報提供しました。

2部では、11⽉1⽇(金)〜11⽉30⽇(土)の1カ⽉間、バイヤーがセレクトした⼈気飲⾷店5店舗の協⼒のもと、オホーツク産の⿂介や⽜⾁、鹿肉、野菜を使ったオリジナルメニューを提供します。

『北海道 オホーツク産品 首都圏販路拡大BtoBプロモーション』概要

主催:北海道 オホーツク産品 ⾸都圏販路拡⼤BtoBプロモーション実⾏委員会

実⾏委員会メンバー:株式会社⽇本政策⾦融公庫 北⾒⽀店 農林⽔産事業(北海道北⾒市幸町1-2-22)、公益財団法⼈オホーツク財団(北海道北⾒市⼤正353番地19)

事務局(企画・運営):丸屋(東京都新宿区⻄新宿1-2-7 新宿⻄⼝思い出横丁 寿司⾠2階)

バイヤー:株式会社アンティアチョムアニマ(神奈川県相模原市南区相南1-15-3)

参加協⼒飲⾷店:割烹 夢心邸<麹町>、とんかつ もとこ<三軒茶屋>、みつばち<自由が丘>、莉々庵<六本木>、WAGYU USHITOMI GINZA<新富町>

参加生産者:秋場農園<北見市東相内町>、一戸農場<網走郡美幌町>、UNO ORGANIC FARM<訓子府町>、向陽畜産<紋別市>、シレトコイオン生産組合<斜里町>、知床エゾシカファーム<斜里町>、緑夢ファーム<北見市常呂町>、山健 秋山漁業<北見市常呂町>

プロジェクト実施の背景

オホーツク産品の⾸都圏への販路開拓の課題として、『輸送コストが⾼い』こと、発注から納品までの『リードタイムが⻑い』ことなどが挙げられます。また、産地は『北海道産』とひとくくりにされてしまい、良質な『オホーツク産』であることは、なかなか消費者や料理店には届きません。

これらの課題を乗り越えるためには、現地で収穫されるオホーツクならではの美味しい産品を、⽣産者からダイレクトに飲⾷店へ届け、「そこでしか⼿に⼊らない特別なもの」「作り⽅や背景のストーリー性」といった独⾃性はもちろん、⽣産者の情熱まで届けられる仕組みが必要です。

さらに、こうした産品に対し、課題を理解しながらも積極的に扱う姿勢と⼼意気を有する飲⾷店を選定し、相互に理解を深め合いながら継続した関係を構築していくことで、『オホーツク産』の認知を高め販路拡⼤を含むさまざまなシナジーが⽣まれ得ると信じ、実施に踏み切りました。

協⼒飲食店(5店舗)について

オホーツク産品に、“調理”で⾼付加価値をつけるべくプロジェクトに参加。いずれも、新たな⾷材への探究⼼が強く、提供する料理に誇りを持ち、常にオリジナリティ溢れる料理を提供する⼈気店です。

以下、オホーツク産品を使ったオリジナルメニューとともにご紹介します。

【オリジナルメニューの提供期間】

2024年11⽉1⽇(金)〜11⽉30⽇(土)

※各店の提供するメニューは、産品の旬や⼊荷状況等により変更となる場合があります。

■ 割烹 夢心邸(むしんてい)<麹町>

日本料理の世界で30年のキャリアを持つ須田樹一郎氏が営む『割烹 夢心邸』。須田氏は、本格的な割烹の経験を活かしつつ、素材に合わせ型破りな発想で新たな和食を作り上げている。中でも福島牛と桃、福島の地酒で作る名物「ビーフシチュー」は人気メニューのひとつ。料理に果物を使うなどオリジナリティあふれる料理には定評があり、メディア出演も多数。地域を応援する心があつく、現在は福島県のほか、高知県の魚を扱う県指定のPR店舗に選ばれている。

https://happyblue-sky51.wixsite.com/-site

『サロマ湖産天然牡蠣のクリームチーズ和え』 1,200円(税別)は、干して旨味が増した牡蠣を、裏ごししたなめらかなクリームチーズで包んだ一品。牡蠣の旨味と歯切れのいい食感を楽しめる。※このほかにもオホーツクメニューあり。

■とんかつ もとこ<三軒茶屋>

全国から銘柄豚を一頭そのまま買い付け、さまざまな部位を使い前菜やかつに仕立て提供する革新的なとんかつ店。林SPFをはじめとする銘柄豚に、中屋パン粉工場のパン粉を合わせてサクサクに揚げる。オーナーの佐藤祐氏は、飲食業界で25年のキャリアを持ち、これまで新規出店のブランドコンセプトに関わり多くの店舗を立ち上げてきた。物件開発、店舗デザイン、地方の農家や漁師とのネットワークづくり、調味料の開発、BtoC販売など物流部門も経験豊富。あらゆる「食」に精通し今に至り、現在はとんかつ屋の店主としてお客様をもてなしている。

https://www.instagram.com/motoko930/

画像右:『オホーツクの前菜』(左から、さつまいもシルクスィートのイタリアンレモンの甘煮、有機玉葱寄せ、マッシュポテト、かぼちゃの茶わん蒸し)は、かつを注文すると提供されます。

■みつばち<自由が丘>

富裕層が多く落ち着いたエリア、自由ケ丘駅から徒歩2分の好立地で14年間営業している。オーナーであるオザキヒロシ氏の自由で奇想天外な発想力から繰り出される自由でお祭りの縁日のような空間と、手間を加えたオリジナル料理を提供する人気居酒屋店。また、同地での“昼飲み”を界隈の飲食店の中では先駆けて行ない、なぎら健壱氏も認める有名店。お客様が楽しむことに重きをおく姿勢は、内観の自由さもさることながら、種類豊富な料理メニューもノンジャンル。客層は老若問わず女性から多くの支持を得ている。

https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13108571/

上段左から:『オホーツクのさつまいもとかぼちゃの南蛮漬け』680円、『和牛カイノミのタタキ』1,380円、『焼き芋アイス』680円 中段左から:『牛すじ大根』730円、『熟成じゃがいものあん肝ソース』880円、『牛のうま煮 クレープ包み』 2,980円、『和牛カルビのサンチュ包み』2,480円 下段左から:『レンコンとゴボウのオイスターチップス』680円、『オホーツク産じゃがいもとベーコンのスモークポテサラ』530円、『かきのグラタン』1,280円 ※すべて税抜き価格 ※このほかにもオホーツクメニューあり!

■莉々庵<六本木>

六本木交差点からすぐの好立地で『挽きたて』、『打ちたて』、『茹でたて』にこだわりつつ、これまでにない独自のさまざまなそばつゆで十割蕎麦を楽しませてくれる人気店。料理長の寺本辰也氏は、フレンチのシェフとして海外で活躍後、帰国して和食の世界で研鑽を積む。そんな和と仏の料理人としての知見を活かして提供される料理の数々は、ワインとのマリアージュが楽しめる。自然を感じさせるラグジュアリーで静謐な空間の中、“新たな蕎麦体験”を楽しむことができる。

https://lilyan.jp/

画像左から:『緑夢ファーム シルクスィート(さつまいも)のフライドポテト 黒トリュフハニーを添えて』 800円、『自然農法 秋場農園のごろごろ野菜とベーコンのグラタン』 1,200円 ※すべて税抜き価格

■WAGYU USHITOMI GINZA<新富町>

八丁堀駅または新富町駅からすぐのところにある和牛割烹料理店。老舗料亭での修行を経て、その後数々の名店の料理長を歴任してきた練達の和食料理人である永井克宜氏。肉の調理技術の高さは、飲食業界でも知られている。完全予約制の同店は、わずかカウンター8席で日々満席に。コースでは、厳選された黒毛和牛をメインに、野菜や魚、時にはジビエ料理も提供する。

https://www.qraud.com/brand-list/ushitomi/

23,000円(税込)コースメニューの一品として提供される『蝦夷鹿、じゃがいもと玉ねぎのミルフィーユ バルサミコソース』 

参加生産者について

どの生産者も、こだわりの品種や独自の育て方、収穫方法等で『より美味しいもの』『安心して子どもに食べさせられるのも』『次の世代に残せるもの』を目指し日々研究しチャレンジしている、いわば凄腕の猛者ばかり。オホーツク産品の価値を高めています。

■秋場農園<北見市東相内町>

無肥料・無農薬でおよそ90年、自然農法で野菜を育てている。石が転がる畑で獲れたじゃがいもは甘く香りもいい。

約90年、無肥料・無農薬で野菜を栽培している自然農法家。

雑草が茂り、石が転がる畑では、生命力に溢れた作物が獲れる。

・期間中提供する食材(産品)

人参

大根

かぼちゃ

じゃがいも

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■一戸農場<網走郡美幌町>

惜しくも収穫前だったため画像に収められなかったが、左はごぼう畑。一戸農場で作られる野菜はすべて有機JAS認証。

気候や天候に左右されながらも、有機栽培で育てられた野菜ならではの味の深み=美味しさを、ひとりでも多くの人に伝えるために、知恵と工夫を凝らしながら有機栽培を続けている。有機JAS認証取得農家であり、有機栽培農家の未来の在り方を常に模索している。

・期間中提供する食材(産品)

有機ごぼう 柳川理想

有機人参 エルザ、天翔

有機馬鈴薯 男爵、北あかり、メークイン、ホッカイコガネ

有機玉ねぎ オホーツク222、バレットベア


■UNO ORGANIC FARM<訓子府町>

雑草を手摘みする際には、種を落とさぬよう細心の注意を払う。

20年以上農薬不使用、有機肥料で栽培している玉ねぎ専門農家。

玉ねぎの実は締まり、重量感がある。年間約400tの玉ねぎを収穫する8ヘクタールもの畑の雑草は、 すべて手摘みしている。

・期間中提供する食材(産品)

有機玉ねぎ(オホーツク222)

https://unoorganic.theshop.jp/


■向陽畜産<紋別市>

美味しい肉を作るに欠かせない飼料は、自家製の牧草にビールの搾りかすやハーブを混ぜる。しかし何よりも大事なことは、牛を大切にし優しく育てること。カメラを向けると、どの牛も人懐こく顔をこちらに向けてくる。

紋別市で3代続く畜産家。ホルスタイン2,000頭、交雑種1800頭を徹底した健康管理の上、独自の飼料を用いて飼育する。『美味しい肉=ストレスをかけない=飼育員の人柄』を重視している。

・期間中提供する食材(産品)

F1肥育牛『向陽黒牛 〜煌 〜(きらめき)』のバラ、ロース、ヒレ、ハラミ他

https://kouyouchikusan.jp/


■シレトコイオン生産組合<斜里町>

じゃがいもは、霜が降りる直前に収穫することで甘みが増す。蕎麦(中央)は刈り倒したまま1週間畑で干すことで、より一層美味しくなる。

知床は斜里町で代々農家。山奥に畑を持ち、じゃがいも、そば、小麦、大豆、小豆などを栽培している。厳選した希少品種を栽培し、収穫方法にもこだわりを持つ。植え付けや収穫する農機まで自家製造し、オリジナリティあふれる生産者のひとり。

・期間中提供する食材(産品)

知床純そば粉(レラノカオリ)

越冬熟成じゃがいも(はるか)

知床強力小麦粉(春のあけぼの)


■知床エゾシカファーム<斜里町>

広大な放牧場で一時養育されるエゾシカたち。

安心・安全にエゾシカ肉を提供できるよう設備を整え、北海道エゾシカ肉処理施設認証のほか、HACCP認証(7段階)を取得している。縄猟で捕らえ、一時養育時に与える餌は、牧草、ビートパルプ、ニンジンなど、地元の生産物を活用している。令和6年5月に食品衛生優良店舗としてオホーツク総合振興局 局長表彰を受けた。

・期間中提供できる食材(産品)

エゾシカ肉(シンタマ、ショルダー、ひき肉)

http://www.shariken.co.jp/ezoshika/


■緑夢ファーム<北見市常呂町>

周囲の誰もさつまいもの栽培方法を知らず、失敗を重ね年々美味しく育てられるようになったさつまいも。緑夢ファームオリジナルの品種も栽培している。

除草剤、殺虫剤を使わない生産者。さつまいもは、オホーツク海からの風が豊富なミネラルを畑に運び、寒さがでんぷんを糖に変える。

・期間中提供できる食材(産品)

サツマイモ(シルクスイート)


■山健秋山漁業(北見市常呂町)

サロマ湖は淡水とオホーツク海の海水が混ざる栄養豊かな漁場。そこで育てられる牡蠣は味が濃く食感もいい。

サロマ湖で牡蠣を養殖する漁業者。

特殊技術で乾燥させた干し牡蠣ほか、牡蠣を使った加工食品の開発にも力を入れている。

・期間中提供できる食材(産品)とその特徴

サロマ湖産牡蠣(生食用、冷凍、乾燥)

https://www.yama-ken.net/hpgen/HPB/shop/business.html

【本件に関する問い合わせ先】

事務局:丸屋 眞島亮⼈

TEL:080-4932-0808

Mail:maruya.mashima@gmail.com

出典:PR TIMES