スノーリゾートエリア初!IoTスマートゴミ箱「SmaGO」、世界の ”ニセコ”に設置
観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」として採択
株式会社フォーステック(代表取締役: 竹村陽平)は11月29日、北海道倶知安町のニセコエリアにてIoTスマートゴミ箱「SmaGO」を2か所4台提供いたしました。当エリアでは、アジア諸国や欧米諸国からのインバウンド需要の急激な増大に伴い、路上へのゴミのポイ捨て問題や、エリア内のゴミ箱不足が困りごととして課題になっていました。今回、一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメントが主体となって申請した事業が、観光庁が推進する「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」として今回の取り組みが実現いたしました。当エリアは観光振興と同時に、環境保全のための施策やSDGsの推進にも注力しており、今回の「SmaGO」設置により、地域の環境保全、美観維持に貢献して参ります。
背景
倶知安町と一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメントは、世界に誇れる魅力ある街づくり、
国際観光リゾートエリアとなることを目指して、様々な地域の問題や課題に取り組んでいます。昨今は毎年本格的なウィンターシーズンの到来とともに、国内外からの観光客が大幅に増加し、路上などにゴミのポイ捨てが多く散見され、対策が急務でした。ニセコひらふエリアマネジメントでは宿泊税を活用した受入環境整備をしているとともに、今回、観光庁の補助事業である「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な推進事業」としての取り組みが実現し、SmaGOの設置に至りました。
SDGsへの貢献
当エリアは豊かな森林資源に囲まれており、地域資源の循環と自然と暮らしの共生のまちづくりを目指しています。脱炭素化や環境保全、サステナブルな地域社会を実現するための取り組みとして、一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメント主催によるゴミ拾いなども定期的に行われています。今回新たに「SmaGO」を導入することにより、ゴミの可視化、ゴミ回収の効率化、ゴミの分別意識の向上など循環型社会の実現に向けたさらなる取り組みに貢献して参ります。
また近年、地球温暖化の影響による降雪量、積雪量の減少が懸念される中、ゴミの回収頻度の低減、ひいてはゴミ回収車から排出される二酸化炭素の削減に寄与し、その抑止の一助として貢献することを目指します。
SmaGOとは
株式会社フォーステックが展開する、スマートゴミ箱を活用したソリューションです。当ごみ箱は、
太陽光発電機・蓄電機能を備えており、溜まったゴミ箱のゴミを1/5に圧縮します。また、通信機能により設置場所周辺のゴミの集積状況を管理・分析できるため効率的なゴミの回収作業により街の美化を実現しています。スノーリゾートへの設置は、本施策が初めてとなります。
出典:PR TIMES