札幌交通圏の大手タクシー事業者 ダイコク交通株式会社、電脳交通のクラウド型タクシー配車システム「DS」を導入
電脳交通
株式会社電脳交通(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:近藤 洋祐、以下「電脳交通」) は、ダイコク交通株式会社(本社:北海道石狩市、代表取締役:中村 常博、以下「ダイコク交通」)がクラウド型タクシー配車システム「DS」を導入し、新しい配車システムによる運行を開始したことをお知らせいたします。新しい配車システムの運用により、タクシー業務をより効率化し、お客さまへ提供するサービスの向上と従業員の労働環境改善を目指します。
- 導入の背景 〜夜間の配車業務委託により、従業員の労働環境改善を目指す〜
社会を支える重要な移動インフラであるタクシー業界は、IT化の遅れやドライバーの高齢化、ライドシェアサービスの隆盛などにより過渡期を迎える中、2020年以降の新型コロナウイルスの影響で人流が抑制されることにより大きな打撃を受け、売り上げ低下や廃業が相次ぐなど苦境に立たされました。そして、感染状況が収束し、人の移動ニーズが戻ってきた今、業界全体が深刻な人手不足の課題に直面しています。その一方で、4月1日より施行された労働基準法の改正に伴って、ドライバー1人当たりの年間稼働時間が減ることから、タクシー事業者はより効率よくタクシーを稼働させ、お客様からの移動ニーズに応える必要に迫られています。
ダイコク交通は、札幌交通圏で営業する地域密着型のタクシー事業者として、半世紀以上にわたり住民の生活を支え、地域に貢献してきた企業です。最近の札幌交通圏のタクシー需要の増加を受けて、稼働時間が長くなりがちな従業員の労働環境の改善に取り組みつつ、お客さまにより一層のスムーズな移動サービスを提供するために、ダイコク交通は様々な解決策を模索してきました。
このたび、ダイコク交通が新たな配車システムを検討する中で主に、
・夜間の配車業務を外部に委託できること
・今後の事業展開を見据えた際に、新サービス・オプション機能の検討や展開がしやすくなる点
を評価し、電脳交通のクラウド型タクシー配車システム「DS」を導入することとなりました。
ダイコク交通では、電脳交通の機能を活用し、今後も地域の「生活の足」としてご利用いただけるよう、事業運営に取り組んでいきます。
- クラウド型タクシー配車システム DSの詳細
クラウド型タクシー配車システム「DS」は、
・柔軟で安価な導入コスト
・タクシー事業者からの要望を元にしたアップデートで常に最新機能が使える
・配車拠点の統合、配車データ活用による人員配置など経営戦略への活用が可能
・自動配車機能の活用による飛躍的な業務効率アップ
が特色の、配車オペレーター用画面とドライバー用車載タブレットをセットにした配車システムです。2015年の創業以来毎年約200%ペースで導入車両数が拡大し、日本初となる「電話経由での事前確定運賃サービス」や「配車室をリモートワーク対応できる機能」「乗合/デマンドサービスと通常のタクシーを1システムで同時に運行管理する機能」なども提供しております。
- ダイコク交通株式会社の概要
所在地 : 北海道石狩市新港西1丁目769番3
設 立 : 1964年12月
代表者 : 中村 常博
従業員 :115名
資本金 :4500万円
- 株式会社電脳交通の概要
所在地 :徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番 アミコ東館6階
設 立 :2015年12月
代表者 :近藤 洋祐
従業員 :180名(2023年11月末時点)
資本金 :1億円(2023年11月末時点)
主要株主:三菱商事、JPインベストメント、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、JR東日本スタートアップ、JR西日本イノベーションズ、四国旅客鉄道、GO株式会社、第一交通産業グループ、エムケイ、沖東交通、三和交通、NTTドコモ・ベンチャーズ、阿波銀行、徳島大正銀行、いよぎんキャピタル、ブロードバンドタワー(敬称略、順不同)
出典:PR TIMES