マイコプロテイン企業・Norwegian Myceliumのアップサイクルサービス「MycoPrime™」のローンチ発表
戦略的なパートナーシップを締結と、さらなる提携先の拡大へ
発酵科学企業であるNorwegian Mycelium AS(本社所在地、ノルウェー・オスロ)はアップサイクル・ソリューション「MycoPrime™︎」を発表。北海道札幌市に拠点を置く当社の日本法人NoMy Japan株式会社(ノーミージャパン、以下「NoMy Japan」)は、日本市場での本格的な展開に向けて、コア技術である食品業界の副産物を利用した発酵技術の適用範囲の拡大に向けて、エンド・ツー・エンドの包括的なソリューションをローンチした。
NoMy Japanは業界をリードする企業と戦略的なパートナーシップを締結してきた。パートナーには、日本最大の甜菜糖製造業者である日本甜菜製糖株式会社や、JAアクセラレーターを通じて支援提供をいただいたホクレンが含まれ、 今後も提携先はさらに増える予定。
「MycoPrime™」は、JAアクセラレーターのデモデイ(東京/千代田区・11月6日、北海道/札幌市・11月11日)に正式発表され、データサイエンス、発酵技術、人工知能の力を組み合わせ、食品業界のパートナー企業とともにアップサイクルサービスを推進することを目的としている。NoMy Japan独自のプラットフォームを活用し、MycoPrime™を提供することにより、パートナー企業が原材料の最適な利用法を見つけ、廃棄物やCO2排出量を最小限に抑え、水のリサイクルと事業における新たな価値を最大限に高める。
Norwegian Mycelium社の共同創業者兼NoMy Japan株式会社の代表取締役・David Andrew Quist氏は下記のように今後の事業開発に期待する。
「当社のMycoPrime™アップサイクル・コンセプトを世界に紹介できることを嬉しく思います。持続可能なアップサイクル・ソリューションのリスクを軽減し、NoMyのアップサイクル・プラットフォームで実現させるというニーズと機会は非常に大きいものです。NoMy Japanは提供サービスの拡大を目指しており、MycoPrime™により、この巨大な市場における食品産業の副産物のアップサイクルにおけるトップクラスのソリューションプロバイダーとなるための体制が整いました。」
Norwegian Mycelium社の日本進出は、廃棄物管理とアップサイクルを世界規模で変革するという同社のより広範な使命を反映したもので、Norwegian Mycelium社のCEOであるIngrid Dinna氏も、さらなるグローバル戦略を強調する。
「MycoPrime™のローンチと日本企業との提携により、Norwegian Myceliumは菌類をベースとした環境にやさしいソリューションの市場をリードする体制が整いました。地政学上および気候上の不安定な時期に輸入に過度に依存していることから、食料供給網の回復力に対するニーズが強い日本において、当社のソリューションは大きな成長と影響をもたらすでしょう。」
NoMy Japanは発酵技術に基づく拡張性とライセンス供与が可能なエンド・ツー・エンドのアップサイクルサービス「MycoPrime™」と日本市場への本格参入により、他のマイコプロテイン企業とは一線を画するGX市場創出に寄与する。
アクセラレーターでの発表内容は、あぐラボYouTubeチャンネルからも視聴可能。
Norwegian Myceliumについて
ノルウェーで設立されたNorwegian Myceliumは、オスロに拠点を置く発酵科学企業で、持続可能な菌類ベースのソリューションの開発に重点的に取り組む。菌糸体の自然な特性を活用し、同社の革新的なプロセスは廃棄物を高価値の材料に変換し、より持続可能なタンパク質とより少ない廃棄物の創出を目指す産業を支援している。
報道関係のお問い合わせは、事業開発担当・田中 美帆(miho@nomy.no)までご連絡ください。
出典:PR TIMES